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「建国記念日」と「建国記念の日」の違い
カテゴリ:社員のブログ  / 投稿日付:2025/02/11 10:03

今日2/11は「建国記念日」です。


ついつい「建国記念日」と言いがちですが、
日本では
「建国記念の日」と制定されています。

なぜ「の」が入るのでしょうか?





昭和二十三年法律第百七十八号 第二条

国民の祝日に関する法律「建国記念の日」

【建国をしのび、国を愛する心を養う日】と制定


世界的にみると建国した「史実上の日」
「建国記念日」として
います。

例えば

■アメリカは1776年7月4日に開催された大陸会議で
アメリカ独立宣言に署名された日を由来として7月4日を
「独立記念日」

■フランスは1789年7月14日のバスティーユ牢獄襲撃と
政治犯開放を由来として7月14日を「革命記念日」

■中国は1949年10月1日の天安門広場において毛沢東の
中国国家成立宣言を由来として10月1日を「国慶節」



このように世界では明確に国家としての建国日があるので
「建国記念日」と言います。

では日本はなぜ2月11日なのか・・・?
なぜ「の」が入るのか・・・?


実は日本には史実上明確な「建国」という日がないため
日本が建国されたことを祝う趣旨として「建国記念の日」
という表現となっているそうです。

初代天皇とされている神武天皇(じんぶてんのう)の即位が
紀元前660年1月1日と古事記や日本書紀ではされており
これを新暦に直すと2月11日になるそうです。



ちなみに本日9:30~14:00 青山通りから明治神宮にかけて
奉祝パレードが盛大に行われるそうです!

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